バスは西大寺から出てるようだし、西大寺にはレンタルのチャリもあるので、本来なら西大寺から廻るのが一般的みたいなのですが、徒歩を考えていたので、一番近い新大宮から歩きました。
国道を渡る歩道橋をこえ、民家の庭先みたいな路地を通って不退寺に到着。
入山料を払うと、三寺廻るならスタンプラリーやってますよ、とご親切に。 三箇所でスタンプもらって、アンケートに答えると何かくれるらしい。 でも、まぁ大したもんやおまへんがなぁ・・って余計な一言付きで。 (^^;
東大寺や興福寺、あるいは薬師寺なんかのメジャーなお寺みたいな混雑は皆無。 堂内には5人くらいしかいなくて、ゆっくり拝観できました。 老僧がなぜかウチワをもって座っていて、人が入れ替わるたびに、「あ~このホトケサマは・・・」 って録音テープみたいにしゃべり出す仕組みになっている。(仕組みか?)
色が落ちてしまい、胡粉の白だけが残った観音像。
(ちなみにポスターでは左端の)
耳のところの房はリボンだという説明だったけど、飛鳥彫刻を真似た髪の毛かも?
なかなか素晴らしいのは本尊を囲む五大尊の仏像。
五大尊は密教の仏像で、年中行事絵巻の宮中後七日法要に仏画で描かれてるヤツ。 不動、金剛夜叉、降三世、軍荼利、大威徳の五明王。
いづれも多面多臂の仏さま。
ふと、となりのカップルの声が・・・
「この牛に乗ったのなぁ~ 足が六本あるねんけど・・」
「そやなぁ」
「足が六本あるってことはぁ・・・ 真ん中はどーなってるん?」
「マンナカ?」
「真ん中」
「・・・ちんちんも三つあるってことかぁ? 何考えてんねん、アホ」
でもソレ、なかなか良い疑問です。
ほんと、どないなってるん?