プリンターに頑張ってもらって、ほったらかしの論文を印刷。
あ~だ、こ~だ、いまさら手を入れたところで本論の内容を変えるわけでもなく、体裁をつくろったところでどうなるもんでもなく、せいぜいテニヲハの助詞の見直しくらいにしておこう・・・ 図版も全部印刷するのメンドウだし、改定したのは刷るけど、他は草稿で返ってきたのをそのまま使っちゃおう。
でも、なんとなく淋しい。
事務局に許容範囲があれば、最初に紙にうっすらと人物などを印刷した上に文字を刷るとか(料紙装飾だわ)、文字も黒とグレーを重ねて影をつけるとか、いろんなことをしてみたいとも思うけど、良しにつけ、悪しきにつけ、「奈良」だからなぁ・・・ やめとこ。
でも、なんか一つくらいハズシてみたい!
ってことで、扉絵を付けることに。 ファイルをめくった最初に一枚、紅蓮の炎に包まれる応天門をナナメに置いて、余白に論文タイトルと正副の文字を入れてみた。 まぁなんとなくイケてる感じ。 むふふ (^o^)v
形式自由、とか言ったら・・・
まず考えるのは巻物で提出するって方法。 テーマがロールケーキなら、論文がロールケーキなのは当然でしょって。 原典のロールケーキと同じ装丁で提出。 シャレがわかる先生なら、これで10点くらいアップも期待できる、 ・・・ってか?
それがダメならやはり料紙装飾でしょ。 見て美しい論文。 みぴらしい。
しかしつらつら思うに、わざわざ行った京博の展覧会、出光も何回行ったことか、しかも二冊も買った一万円の豪華本、あげくのはてに人ごみに押されるだけの原典閲覧・・・ そうそう、模写するって京都の画材屋で高い筆も買わされたっけ。 「筆があなたを助けてくれます」とか、うまいことぬかしやがって、あのオヤジ。 結局まだ使ってないわ・・・
けっこう元手もかかったわ・・・ 楽しかったけど。