週末の二日間、史料学概論の試験対策で悩んでました・・・
問題1:聖徳太子に関する史料の信憑性
これはテキストにある、『聖徳太子伝暦』の皇太子や摂政制のこと、十七条憲法の誤字について述べればよい。
問題2:法隆寺の火災について
これもテキストの天智九年、推古十八年、皇極二年説を述べ、戸籍を造るための調査が法隆寺ではなく、妙教寺で行われたのが法隆寺が焼けて使えなかったからといえばよい。
問題3:令の注釈からみた律令制
これもテキストにある『令集解』で解説されている、請事や起請が、太政官符の「格」や「式」に順ずる形で迅速な処理を目的として裁下、施行される体制があったことをいえばよい。
問題4:『隋書』倭国伝と徐福伝説
これもテキストの該当章をまとめればよい。
問題5:正倉院文書の伝来
これはテキストに散見する正倉院文書の正体が、太政官から反故として払い下げられた戸籍などの文書の裏紙を、造東大寺司の写経所が事務帳簿として利用したものが正倉院に残ったといえばよい。
問題6:古文書の作成後の伝来と利用
これは古文書一般について、伝来が文書そのものの働きによるものと、効果が消滅した後、付帯する価値によって伝来するものを、前者を東大寺封戸の章、後者を問題5の正倉院文書を具体例としていえばよい。
問題7:木簡が古代史研究に果す役割
これは何回も学外見学で行った平城京資料館の展示を参考に、国語研究などについて触れながらのべればよい。
問題8:古写経の銘識
わからん! 捨てる
問題9:文物の研究に文献史料が役立つ例
これはテキストの富本銭の章で、貴族の人数や新銭発行時の価値の明記などを元に厭勝銭であることを書けばよい。
問題10:文献史料の欠を文物が補完する例
これはテキストにないが、文献史料に残らない、民俗学的なことを一例あげて述べればよい。
今回も覚えなきゃいけない漢字がいっぱいあるし・・・